各種競技展望

空手道

大谷 英弘(県深沢)

  昨秋の新人戦では王者横浜創学館が準決勝で敗れ、男子団体組手の決勝が光明相模原Vs相洋というここ二十年近く無かった「創学館抜き」の決勝戦となった。優勝した相洋は関東選抜予選も勝ち抜いて全国選抜へ出場を果たしている。総体では相洋が念願の初優勝となるか、新人戦準優勝の光明が雪辱を果たすか、それとも創学館が底力を見せるか、優勝が全く読めない近年にないハイレベルな戦いが確実視される。

 女子団体組手でも、創学館と光明の二強を崩したのは相洋だった。新人戦では決勝で創学館に涙をのんだものの、関東選抜予選を勝ち抜き、創学館と共に全国選抜出場を果たしている。男女ともに、三校に横須賀学院、山手学院、慶應などが食い下がれると面白くなる。

 男子個人組手では、新人戦の体重別優勝者中心の展開が予想される。光明の上田、柴﨑、秋本、創学館の斉藤、杉山、横須賀学院の高木の他、相洋の佐竹、などが優勝候補に挙げられる。形は光明の小栗や柴﨑、創学館の越乢が中心になると予想されるが、創学館の渡辺や近藤、慶應義塾の中野や小林も十分な力がある。

 女子個人組手は、創学館の栗原、三宅、安田、光明の内田、白鳥、相洋の横谷、金井などが注目選手として挙げられる。体重別とは異なり無差別の戦いとなる総体で、体格の違いをどう戦い方に結び付けるかが鍵となる。形は、王者栗原と光明の内田の戦いが予想されるが、他にも光明には白石や原篠、法政の佐藤、横須賀学院の吉田などの奮起にも注目したい。