ハンドボール
長村 昇(市高津)
2026年「奈良インターハイ」への切符をかけた、第64回神奈川県高等学校総合体育大会ハンドボール競技。5月中旬より、県内各高校のグラウンドを舞台に熱戦の火蓋が切って落とされる。本命と目されるのは、男子・法政二、女子・市高津の両校だ。
男子は、新人大会(関東選抜予選)を制した法政二が優勝争いの中心。伝統である素早く力強いディフェンスからボールを奪取し、得点を量産するスタイルは健在だ。これを追うのが、攻守にわたり豊富な運動量で相手を圧倒する桐光学園、好守護神を中心に気迫を前面に出して戦う横浜創学館、そして堅実な守備から速攻へつなげリズムを作る横浜創英である。一冬越えてさらに力をつけた上位校の激突は必見だ。また、ベスト8の湘南学園、県生田、桐蔭中等、県川和も着実に力をつけており、その戦いぶりにも注目したい。
女子は、新人大会女王の市高津を、横浜創英、県横浜平沼、県荏田が追う構図となりそうだ。市高津は攻守に見せるアグレッシブさが最大の武器。対して横浜創英は攻守の切り替えの早さで勝機を掴み、県横浜平沼は多彩なディフェンスシステムで相手を翻弄しゲームを支配する。県荏田の堅守と巧みなコンビネーションプレーも見逃せない。上位争いは最後まで予断を許さない展開になるだろう。さらに、攻守のバランスが良い県川和が上位進出を狙うほか、県生田、県鎌倉、県相模原弥栄の躍進にも期待がかかる。