各種競技展望

サッカー

粉川 典史(市サイエンスフロンティア)

 昨年度の全国総体では桐光学園がベスト16、桐蔭学園が2回戦で敗れ、上位進出はならなかった。全国選手権では日大藤沢がベスト8に進出し、開催地代表としての意地を見せたが、県勢悲願の全国選手権制覇はならなかった。

 現状では今年度の総体予選が、2校代表選出の最後の年となる。激戦区の本県らしく例年どおり上位校の力が拮抗するのか、それとも全国上位レベルの力を備え、頭ひとつ抜け出るチームがあるのか。関東プリンスリーグ1部の桐蔭学園、同2部の桐光学園、同2部に悲願の昇格を果たした日大藤沢は、県外強豪との真剣勝負を日々経験できる強みを活かして抜け出したい。県リーグ1部勢は、この数年で実績のある横浜創英、東海大相模を筆頭に関東リーグ勢に挑む。堂々と戦い県リーグのレベルの高さを示せるか。昨年度は市立橘が準決勝に進出し、公立勢としては2011年度の座間以来の総体代表権へあと一歩と迫った。公立勢の巻き返しにも期待したい。

 女子は昨年度の全日本選手権の代表となった星槎国際湘南、湘南学院、桐蔭学園、藤沢清流の4強の争い。相模原弥栄、三浦学苑も上位を狙える力がある。女子高校サッカーの全国的な普及、強化が進む中、それに対抗するべく、本県予選全体のレベルアップにも期待したい。

 定通は昨年の全国大会優勝の日々輝学園横浜校を筆頭に、同学園神奈川校、相模向陽館が追う。近年、本県代表が全国大会で勝ち進み、県勢の力を示してきた一方で、部員不足の学校が集まった合同チームでの全国大会出場の実績もある本県。これまで同様、様々な生徒、指導者に全国の舞台に立ち、活躍するチャンスが十分にある。